「スマホユーザーを集客して、近くの競合店に差を付けたい!」
「数ある集客方法の中からどれを選べば良いか分からない」
あなたはスマホユーザーを獲得するために、どんな対策を行っていますか?集客方法はたくさんあるので、その違いがよくわからず、間違った対策をしていませんか?
この記事では、スマホユーザーの集客法を4つ紹介したうえで、そのメリットやデメリットまで解説していきます。
店舗経営者必見の内容となっていますので、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
集客はスマホで考える
集客はスマホ中心で考える必要があります。
なぜなら、現在スマホユーザーは全体の8~90%にも及び、「集客=スマホユーザーを集める」というのが常識となっているからです。
では、どうやってスマホユーザーを集客していけば良いのでしょうか?その方法は4つあります。
①LINE公式アカウントで集客する
②ポータルサイトに掲載して集客する
③SNSで集客する
④Googleマイビジネス「MEO」で集客する
これだけではよく分からないと思うので、具体的な集客方法について見ていきましょう。
LINE公式アカウント(旧LINE@)で集客する
1つ目は、LINE公式アカウントを使った集客法です。
LINE公式アカウントとは、国内だけでも8200万人以上が利用している「LINE」を活用した集客ツールのことです。「LINEユーザーの86%がLINEを毎日利用している」というデータもあり、うまく活用すれば、効率的にスマホユーザーを集客できます。
LINE公式アカウントは、無料で始めることができるため、「費用をかけずに集客したい」という方は試す価値ありです。
LINE公式アカウントのメリット
LINE公式アカウントのメリットは2つあります。
①店舗の魅力をより多くのお客様に伝えられる
LINE公式アカウントでは、友達になったお客さんに対して、直接メッセージを送れます。新商品やキャンペーンの情報などを伝えれば、当然ながら集客に繋がります。
また、LINE公式アカウントは、開封率(読者がメッセージを読んでくれる確率)が高いのも強みです。メールマガジンの開封率が約10~30%なのに対し、LINEの開封率はなんと60%です。
店舗の魅力を、より多くのお客さんに伝えることができます。
②リピート率のUPに効果的
LINE公式アカウントを活用すれば、お客様に「また来たい!」と思ってもらえるような仕掛けを作ることができます。
- クーポン券の作成(お得なクーポンを用意し、お客さんを誘導できる)
- ショップカードの作成(ポイントカードの役割を果たす)
このような機能を使いこなすことで、新規顧客を「リピート客」に変えることも可能です。
LINE公式アカウントのデメリット
LINE公式アカウントは集客に強い一方で、デメリットも存在します。
運用するうえで、絶対に知っておくべき知識となっていますので、必ず確認しておきましょう。
①アカウントが削除されることがある
ルールを守って運用しないと、作ったアカウントが削除されてしまうことがあります。アカウントが削除されてしまえば、そこに投入した時間と労力がすべて水の泡になってしまいます。
こうしたリスクを避けるためにも、著作権を侵害する内容を発信したり、公序良俗に反する内容を発信しないように、常に注意を払う必要があります。また、運用する前にLINE公式アカウントの「利用規約」に目を通しおくことをオススメします。
②友達(登録者)が増えると課金が必要になる
先ほど、LINE公式アカウントは「無料」で始められるとお伝えしました。
しかし、友達(登録者)や、送信するメッセージの数が増えると、費用がかかります。
フリープラン | ライトプラン | スタンダードプラン | |
月額固定費 | 無料 | 5000円 | 15000円 |
無料メッセージ | 1000通まで | 15000通まで | 45000通まで |
追加メッセージ | 不可 | 5円/通 | ~3円/通 |
1000通/月までは、無料でメッセージを送信できますが、それ以上のメッセージを送信する場合は、有料プランに切り替えなければいけません。
例えば、LINE公式アカウントの登録者(友達)が100人いる場合を想定すると…
100人×10回=1000通
10回までは無料メッセージを送ることができますが、11回目以降は費用がかかります。
本格的にLINE公式アカウントを使ていきたい方は、一度料金プランを確認しておきましょう。
食べログやホットペッパーなどのポータルサイトから集客する
2つ目は、ポータルサイトに掲載して集客する方法です。
ポータルサイトとは、簡単に言えば「たくさんの情報が載っているまとめサイト」のことです。
身近なところでいうと、「食べログ」や「ホットペッパー」などが当てはまります。ここに、自店舗のクーポンや料金などを掲載することで、スマホユーザーを集客していくことができます。
ポータルサイトに掲載するメリット
①新規顧客を獲得できる
「食べログ」や「ホットペッパー」を代表とするポータルサイトは、何といってもユーザー数が多いのが魅力です。
たとえ店舗の知名度が低かったとしても、利用者数の多いポータルサイトに掲載することで、新しいお客さんを呼び集めることが可能です。
②ホームページの代わりになる
ホームページを持っていないと、自店舗の情報をお客さんに知って頂けません。そんな方は、ポータルサイトをホームページの代わりに使うのも1つの手です。
なぜなら、ポータルサイトには店舗の「住所」「メニュー」「料金」「画像」などを掲載できるからです。現状ホームページを持っていないという方は、ポータルサイトからの集客も検討してみてください。
ポータルサイトに掲載するデメリット
ここからは、ポータルサイトを使った集客法のデメリットを2つお伝えします。
①広告宣伝費がかかる
無料掲載できるポータルサイトもありますが、本格的に集客するならば、広告宣伝費が必要になります。
広告宣伝費をかけることで、
- 広告枠を拡大し、お客様の目に触れる回数を増やす
- 掲載できる情報量が多くなる
- 24時間予約システムを使えるようになる
などの集客対策が使えるようになります(月額料金が必要です)。
例えば、「食べログ」の有料プランであれば、安いものだと月額1万円~、高いものだと月額10万円以上の費用がかかります。
「なるべく予算を抑えたい」という方は、必ず料金プランに目を通しておくことをオススメします。
②キャンセル率が高い
予約システムを利用できるポータルサイト場合がありますが、こちらは「予約のキャンセル率が高い」というデメリットがあることを忘れてはいけません。
ある調査によれば、55%の店舗経営者が「ネット予約のキャンセルが不安」と答えているくらいなので、この問題は避けて通れないかもしれません。
SNSで集客する
3つ目は、SNSで集客する方法です。SNSとは、インターネット上で友達を作ったり、情報を発信できるサービスのことです。
この中でも、Twitter、Instagram、Facebookは利用者も多く、スマホユーザーの集客に活かすことができます。
SNSで集客するメリット
①無料で始めることができる
Twitter、Instagram、FacebookなどのSNSは、無料で運用できるのがメリットです。コストをかけずに集客していきたいという方は、SNSの運用を考えてみてはいかがでしょうか。
②友達や家族にシェアしてもらいやすい
有益な情報を発信すれば、友達や家族の間で「今度、このお店行ってみない?」とシェアしてもらえる可能性が高くなります。この仕組みを利用すれば、芋づる式にお客様を集めることができます。
SNSで集客するデメリット
SNSを使えば、低コストで集客対策ができる一方で、2つのデメリットも存在します。
①運用するのに手間がかかる
SNSを集客の柱にするためには、「お客様にとって価値のある情報」を発信し続けなければなりません。また、情報発信の頻度も意識しなければならないため、時間と労力を投じる覚悟が必要となります。
②運用スキルが必要
SNSは初心者の方でも運用できます。しかし、「お店の知名度を上げたい」「問い合わせ数を増やしたい」などの目的で運用する場合は、SNSの運用スキルが求められます。場合によっては、SNSの運用担当者を付けるなどの対策が必要になるかもしれません。
一番のおすすめはGoogleマイビジネス「MEO」
4つ目は「MEO」という集客方法で、こちらはスマホユーザーの集客力が抜群です。
「MEO」とは、Googleで検索した時に、地図と一緒に自店舗の情報を表示させる方法のこと。例えば、「代々木 歯医者」でGoogle検索すると、以下のような検索結果が表示されます。
MEO対策をすれば、赤枠内に自店舗の情報を表示させることができます。店舗の所在地や営業時間、電話番号を載せることができるので、ここからスマホユーザーを集客することが可能です。
MEOで集客するメリット
①スマホユーザーを効率的に集客できる
最近、スマホのGPS機能を使って、近くのお店を探すお客さんが増えています。こうしたお客さんをピンポイントで狙い撃ちできるのがMEOの魅力です。「新宿 整体院」「横浜 居酒屋」などで検索してきたユーザーを効率的に集客できます。
【実例あり】MEO対策の効果は?3ヶ月で問い合わせ数が100件増!
②ライバル店舗との競合を避けることができる
「ライバル店舗と競合せずに集客したい!」という方には、MEO対策がオススメです。なぜなら、MEOはここ数年で注目され始めた”知る人ぞ知る集客方法”であり、実践している店舗が少ないからです。競合が少ないからこそ、時間と労力を最小限に抑えながら、集客していくことができます。
MEOで集客するデメリット
①MEO対策は「早い者勝ち」の側面がある
「地図下の表示枠を奪い合う」これがMEO対策の本質です。早めの対策を行うことで、自店舗の情報が、表示枠に載りやすくなります。もちろん、対策の早さだけが決定要因ではありませんが、ある程度「早い者勝ち」の側面があることは覚えておきましょう。
②MEO対策の知識が必要
MEO対策で上位表示させるためには、MEOの知識が必要になってきます。一朝一夕で身に着けられる知識ではないため、専門家に任せるのがベストです。
「コストはなるべくかけたくないなぁ…」と思われるかもしれませんが、MEO対策の集客力を考えれば、費用をかける価値は十分にあります。
「新規顧客を呼び込みたい」「売上に直結するような集客方法を探している」という方は、まずはMEO対策から始めることをオススメします。
スマホユーザーの集客法【まとめ】
スマホユーザーの集客法を4つお伝えしてきました。
今回ご紹介した集客法の中には、時間やコストがかかるものもありましたが、数ヶ月後にはその何倍もの売上になって返ってくることもあります。
各集客法のメリットとデメリットを理解したうえで、自分の目的に合った集客法を選びましょう。